
近頃では、たくさんの美術館、科学館が競って「観客が参加・体験可能な展示、ワークショッブ」を企画していますが、そうした活動を続けてきた草分け、石黒敦彦さんの「〃来る必要のある芸術“のためのワークショップ」は別格と言えるでしょう。
科学雑誌の編集人だった石黒さんは、海外のアート&サイエンスの新しい動向に詳しく、そうした活動を日本でも定制させようと思いついたことが、WSを始めた動機だったそうです。 「当時は、まだ参加体験型の展示とか、WSの大切さけれど、全然理解されない時期でしたが、1989年に日本全国の科学館を巡回したアメリカの『エクスプロラトリアム展』の時に、『摩線の芸術家や化学人を講師に、召本側のWSプログラムをつけ加えました。音とカタチ、光と色、一動きとカタチ、光.などを駆使‐した色々な実験を通して何かをつくる、それにより「自然現象の美や真理を媒介として、子どもたちに新しい意識やアイディアを芽生えさせようという試みは大盛況でした」そうです。
